本当に泥まみれ?

黄泥街が、原作者の故郷である湖南省長沙市に実在すると書きました。そのダイアリーでは地図上でその場所を示したわけですが、どんなところなのか見てみたいと思います。

そこでグーグルは諦めて、中国の検索サイト「百度」を使ってみました。グーグルと同じような使い勝手ですが、恐らく中国のことに関する限りグーグルよりも検索結果が豊富だと思われます。

すると、右のような写真がヒットしました。

地元の夕刊紙・長沙晩報に掲載された、1980年5月に撮られた写真のようです。キャプションには「書市」が無くなっているとありまして、その他にもいろいろ検索していると、かつての黄泥街は本屋が集まっていた通りだったようです。

また中国に「長沙社区通」というウェブサイトがあります。そこに「施工致泥浆泄漏 长沙黄泥街真成了“黄泥街”」という記事を見つけました。

2012年10月13日の記事ですが、黄泥街で工事があったらしいのですが、水が出て通り全体が水浸しになり、黄泥街の名前のとおり、泥まみれになってしまったという記事です。

ちょっと笑えますね。