誰か正確な情報を伝えてあげたのだろうか?

今日は一日京都をうろうろしておりました。

昨日の大阪よりもさらに暑かった今日の都、否、京の都でした。

観光客と学生が乗り込んだバスの中は大混雑、それなのにクーラーを入れようとしない運転手、なんでそんな嫌がらせをするのでしょう?

そりゃ確かにいきなり肌寒くなったり、今日みたいに暑い日もあったりしますけど、バスみたいな小さな函であれば運転手の裁量で冷房にしたり暖房にしたりできると思うのですが、それをしないというのは、運転手の嫌がらせか、あるいは宗教的な戒律、はたまた何かの願掛けとしか思えません。

とはいえ、夕方、日が翳ってくるとさすがに少し涼しくなってきました。雨に降られなかったのが幸いでしたが、京都は朝のうち雨が降っていたようですね、地面が濡れていました。

さて、大阪へ戻ってきて、ホテルへ向かう途中、とあるおじさんが妙齢の女性数名を従えて前を歩いていました。曾根崎警察の前でそのおじさん、女性たちに向かって「これが曾根崎警察」って教えていましたが、曾根崎警察ってそんなに有名なのでしょうか? 特に歴史的な建造物でもないですよね?

女性たちは特に興味を示している風でもなかったですが、その中の一人が「ああ、曽根崎心中の…」と言いました。するとおじさん、「よく知ってるねえ」とお喜びの様子。

いや、ちょっと待って。その女性、ちゃんと浄瑠璃や歌舞伎の曽根崎心中だってわかっていたのですよね? まさか、曽根崎心中という言葉だけ知っていたなんてことはないですよね?

だとすると、大阪で以前心中事件が発生し、曾根崎警察が捜査した、とでも勘違いしているかも知れません。

そんなこと、ないですよね?