東京にいながらにして京都へ?

今朝のフジテレビ系「めざましどようび」の星占い。かに座は左のようなご託宣でした。

なんとラッキーポイントが「美術館」ではありませんか!

最近、美術館も博物館も行っていないなあ、と思っていたところ、たまたまチケットいただいたので、今日は母を誘い、美術館へ出かけようと思っていたのです。

で、どこへ行ったかと言いますと、東京ミッドタウンサントリー美術館です。久しぶりですね。最後に来たのは何の展覧会だったでしょう? ちょっと思い出せませんが、二、三年前に来ているはずです。その時は一人で来たのだったと思います。

で、今回の展覧会は「醍醐寺展」です。寺社巡りが好きなあたしですが、京都にある実際の醍醐寺は行ったことがなかったので、ちょうどよかったです。それに、たまには母を都心へ連れ出さないと老け込んでしまいますから……(笑)。

混むのは嫌なので、母もあたしも朝が早いのは全く苦にならないので、朝一番で行ってきました。10時オープンですが、ほぼオープンと同時に入ったような具合で、サントリー美術館以外のテナントのは、コンビニやコーヒーショップなどを除くとまだ開店していないミッドタウンでした。

サントリー美術館の展示室は2フロアありますが、それほど広い会場ではないので、1時間もかからずに見終わってしまいました。最初の部屋こそ多少の人がいましたが、それ以外はガラガラ。階を移ってからはほとんど観覧客のいない状態でした。別にそんなに駆け足で見てきたわけではないんですけどね。

展覧は、例えば不動明王などを掛け軸などの絵画で見せたすぐそばに不動明王の像が配置されるといった感じでよく工夫されていました。素人でもわかりやすい展示だったと思います。

右の写真は展覧会の図録です。2500円でした。

そんなミッドタウン、ほとんどのショップは11時オープンなんでしょうね。展覧を見終わって出て来ても、ほぼやっていません。

テナントショップが営業していないということは、あちこちでシャッターが降りていて、ふだんなら通れるところが通れなかったり、ミッドタウンの中を移動するのが意外と面倒でした。まあ、そのぶん、展覧はゆっくり観られたわけですが。

で、帰りがけに、左のようなオブジェをエスカレーター脇に見つけました。

ご覧のように犬が3匹。もちろん作り物ですが、何の掲示もなく、誰が作ったものなのか、展示の趣旨は何なのか、まるでわかりません。来館者を和ませようというのであれば、柵で囲って近づけなくしているのはどうかと思いますし、そもそも陶器か何かで出来ているような質感(見た目は)なので、寒々しく感じてしまうのですが……