新宿武蔵野館です。
今月下旬には映画「ライ麦畑で出会ったら」がこちらで公開になります。それを前に、こんなオブジェ? パネル? が登場しました。
入り口を入って少し奥へ進んだところにあります。
机とタイプライターが置いてあって、主人公がサリンジャーへ手紙をタイプしている場面を再現しています。
タイプライターから打ち出された便箋には「拝啓 サリンジャー様」と日本語で手紙が書かれていたのは洒落? それともわかりやすさ優先でしょうか?
机は壁にピッタリくっついているので、自分が机に座ってタイプしているようなシーンを再現することはできないようで、ちょっと残念です。
あだ、映画を見た人なら、「ああ、あのシーンね」と楽しく思い出されることは間違いないでしょう。
机の左側にぶら下がっているキャップは、これをかぶって机の脇に立ち、主人公と一緒の記念撮影をしましょう、という企画者側の意図なのでしょうか? それとも別の意味があるのでしょうか?
個人的には、もう少し部屋が再現されているとよかったのにな、と思いますが、さすがにそこまでやるとお金がかかりすぎでしょうね。
そして、帰りがけに気づいたのは、武蔵野館のエレベーターの扉です。
定期的に貼り替えているのでしょうが、現在は「ライ麦」仕様です。
これはなかなか壮観です。
三つあるエレベーターすべてがこれになっていましたけど、いつも三つ同じ作品のポスターを貼っているのでしょうか? あまり映画館に映画を見に来ることがないので、知りませんが……(汗)