真珠湾を忘れない

朝日新聞に出ていました。

またまたトランプ大統領がいろいろ言っているようです。外務省などは火消しに躍起になっているようですが……

トランプ大統領の言っていることの真偽はともかく、真珠湾攻撃を忘れない、というのは別な意味で日本人にとっても当てはまるのではないでしょうか?

いや、真珠湾攻撃だけではありません。満洲事変だって、盧溝橋事件だって、その他、教科書にも載るような名称で記憶されている事柄以外にも大小さまざまなことがあったわけで、それらトータルで日本人は先の戦争を忘れてはいけないのだと思います。

別に、未来永劫謝罪し続けろと言いたいわけではありません。そんなことは中国や韓国の人だって望んでいないはずです。まだまだ体験した人が存命の現在では感情が先立ってしまいますが、そろそろ冷静な目で、歴史としてのアジア太平洋戦争を見直す時期にさしかかっているのではないかとも思います。

そんなときには、やはり実直な研究成果が貴重です。新刊『パール・ハーバー(上) 恥辱から超大国へ』『パール・ハーバー(下) 恥辱から超大国へ』などは格好の書籍ではないでしょうか? 本書の原書って、トランプ大統領は読んでいるのでしょうか?