紀伊國屋書店の旧・新宿南店がベトナムの本を扱うようになりました。
ニトリから一階ずつ上がってくるエスカレーターではなく、サザンシアターのフロアから降りてくるエスカレータ前のフェアスペースで、ご覧のように大々的にベトナム・フェアを展開中です。
英語の本もありますが、よく見るとアルファベットに記号が付いたベトナム文字! そうそうこれがベトナム語だよね、とかつてベトナム語の学参を担当した頃の記憶が蘇ってきます。
ベトナムの本ってどんな感じなんだろうと思って見てみますと、思いのほかきれいな装丁の本がありました。小説やエッセイなどだと思いますが、小型の本でとてもカワイイ装丁のものが並んでいるのを見つけました。
メインはもちろんベトナムからの輸入書なわけですが、エスカレーターから降りてきた右側の壁棚では、日本の本も並んでいます。ベトナム語の語学書を中心に、ベトナムの文化やベトナムの歴史を学ぶような本が目に付きます。
ベトナム雑貨なども若い女性に人気になったことがありましたが、そういう本も並んでいます。
そんな和書のコーナーの一角には、あたしの勤務先の語学書がちょこっとだけ並んでいます。お立ち寄りの際には是非ご覧ください。
お店の方の話では、ベトナムへ進出している企業が増えているので、そういう需要もあるかと予想していたようですが、蓋を開けてみると日本在住のベトナム人が予想以上に来店されているそうです。売り上げも上々のようです。
現在はフェアというかたちでの展開ですが、一段落したら通常の棚にベトナム書コーナーを設けるようです。日本に滞在するベトナム人の間で「あそこに行けばベトナムの本が買える」という口コミが広がれば、ますます来客が増えるのではないでしょうか。