三元社の『マン・レイ 軽さの方程式』が大きく紹介されていました。
「あれ、マン・レイってどこかで聞き覚えが……」と思ったら、そうです、あたしの勤務先でも『マン・レイ 写真と恋とカフェの日々』なんていう本を出していたのです。うっかりしておりました。
ただ現在、在庫僅少なので、注文があったとしても十分に対応できるかどうか……
三元社の本は
マン・レイ(1890-1976)はダダイスム、シュルレアリスムなど20世紀の華々しい芸術運動の一員として理解されてきた。だが、絵画、写真、オブジェ、映画など、媒体にしばられることなく機智と謎に満ちた創作を続けた彼の思想は、そうした時流を超えたものだった。芸術には進歩がなく、それゆえ自身の作品は永続すると断言するマン・レイ。現代美術の問題を先鋭的に体現する芸術家マン・レイを再定義する。
という内容。日本人研究者による書き下ろしです。
あたしの勤務先の一冊は
マン・レイにはカメラがあった。だからだれとも親しくなれた。カフェで語らい、けんかをし、恋に落ちる……名作はこうした交友関係から生まれた。大戦間の息吹を伝える楽しい読み物。
といった内容。こちらは翻訳書です。興味を持たれた方はお早めにどうぞ!