最近『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』という邦訳新刊も刊行されたサリンジャーですが、明けて2019年は生誕100年にあたります。
誕生日が1月1日なので、明けたら即アニバーサリーですが、この冬はちょっとしたサリンージャー祭りになるのではないでしょうか? 映画が2本、公開を控えています。
まずは「ライ麦畑で出会ったら」です。
これは監督の実体験を基にした作品のようです。サリンジャーに、『ライ麦』舞台化の許可を求め会いに行こうとする主人公の話です。果たして、サリンジャーに会えたのでしょうか? 舞台化の許可は取れたのでしょうか?
もう一本は「ライ麦畑の反逆児」です。
こちらは晶文社の『サリンジャー 生涯91年の真実』を原作とした、サリンジャーの評伝になります。
どちらも公開がとても待ち遠しい作品です。もちろん、サリンジャーと言えば、何はともあれ『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、つまり『ライ麦畑でつかまえて』ですから、映画を見に行く前に、あるいは見た後には是非。