役に立つとはどういうことか

朝日新聞の声欄です。

微分積分ですか……

この気持ち、わからなくはありません。あたしも学生時代にそう思うことはありました。

ただ、勉強というか、知識というのは、100を知っておかなければならない場合、100だけ勉強すれば身につくものではありません。人によっては差はあるかと思いますが、恐らく、200や300くらいを学んでようやく100が身につくものなんだと思います。

つまり、微分積分も、そういう方面に進学する人を除けば直接的には必要のない知識かも知れませんが、本当に必要な数学の知識を定着させるために学ぶものなのだと思うのです。

ちなみに、あたしは、大学時代につまらない授業(←こういう言い方も先生に対して非常に失礼なのですが)を受けているとき、適当な方程式を作って、それがY軸に沿って回転して出来る立体の体積を求めよ、といった微分積分の問題を自分で作っては解いて、時間潰しをしていました。

今では全くできませんけど……(汗)