出版傾向が似ているのか似ていないのか、にわかにはわかりませんが、営業部員同士はそれなりに親しい創元社。その創元社の出版物とこんなコラボは如何でしょうか? 二組、考えてみました。
まずは『100の傑作で読むギリシア神話の世界 名画と彫刻でたどる』と『ギリシア神話シンボル事典』というペア。
もう一つは『100の傑作で読む新約聖書ものがたり 名画と彫刻でたどる』と『キリスト教シンボル事典』のペアです。
いずれも前者が創元社、後者が文庫クセジュです。創元社のはタイトルにもあるとおり絵画で視覚的に見せるものです。一方の文庫クセジュは、シンボルというタイトルにもかかわらず、すべて文字で説明するというもの。なまじ図像を出してしまうとイメージが固定されてしまうからという考えに基づく二点です。
こういう組み合わせで、あえて並べてみるというのも面白いのではないでしょうか?