書店の店頭に置いてあったのをいただきました。
「明治150年に読みたい岩波文庫」という2018年岩波文庫フェアの小冊子です。明治の偉人たちの著作を中心に53点集めたフェアのようです。必ずしも明治の日本人だけでなく、ロックの『統治二論』やルソーの『社会契約論』といった、明治日本の国作りに影響を与えた作品も選書されているあたりが岩波文庫らしいところでしょうか。
集め出したらもっと集まるでしょうから、フェアの規模を考えて、泣く泣くこの点数に絞ったのではないかと思われますが、実に岩波文庫らしいラインナップです。