アジア文学、盛り上げていきましょうよ!

朝日新聞の夕刊を開いたら、あら、齋藤真理子さん!

東アジア文学に関するイベントの記事が載っていました。紹介されていたのは『野蛮なアリスさん』と『13・67』の二つ。前者は韓国、後者は香港の作品です。

とりあえず両書とも持っています。『13・67』は読みましたが、抜群に面白かったです。『野蛮なアリスさん』はこれから読もうと思っているところです。

最近は、あたしの勤務先でもそうですが、韓国や中国、台湾の作品が各社からよく刊行されています。正直なところ、爆発的なブームを呼び起こしているのかと問われると、まだまだ散発的なものに留まっています。しかし、読んでいただければ、どれも面白い作品ばかりです。

いや、どれもと言ったら、人それぞれ好みがありますから言いすぎになるかも知れません。ただ、少なくともあたしにはどれもそれぞれに面白く、読んでよかったと思える作品ばかりでした。韓国、中国、台湾、それぞれにそれぞれのよさがあって、国情を反映しつつも、日本人にも通じるところが感じられます。

こんな感じで記事になったのですから、さらに売れて欲しいなあと思いますが、出版社としては次にどんなことをすればよいのでしょうか、何をしたら読者が興味を持ってくれrのか、本に手を伸ばしてくれるのか、それを探しあぐねております、もう何年も。