今朝の朝日新聞です。
水色で塗られている部分に具体例が挙がっていますが、さすがに上六つは「いまどき、そんな風に思っている人いるの?」と言えるような内容ですね。これらはすべて個人差ではないでしょうか? そういう人もいれば、そうでない人もいる、という感じだと思います。
最後の「LGBTの人はオシャレ」というのは、そういう言説があること自体知りませんでした。そうなんですか? ってうっかり信じそうになるあたしのような人間が、無意識の偏見を助長し、社会にまき散らしているのでしょう。
ちなみに、最初の項目、「女性はこまやかな心遣いができる」というのは、ズボラな女性も数え切れないくらい見ていますから(もちろん男性も)、典型的な個人差の問題だとは思います。ただ、男性が女性に対して細やかな心遣いを求める傾向にある、というのは大方の男性が頷けるのではないでしょうか?
で、男性に好かれたいと思う女性は、男性が求める女性像に近づこうとするわけで、女性はこまやかな心遣いができなければと思い込み信じ込み、それが今度は逆に男性側に「女性はこまやかな心遣いができる」と思われる原因になっているのではないかという気がします。
しかし、こまやかと言うから女性的なニュアンスを受けてしまいますが、相手のことを思いやる気遣いと言い直せば、これは男女を問わず必要なことなのではないかと思います。
そして、あたしに決定的に欠けているのもこの点です。全くもって他人を思いやろうという気持ちが欠如しています。自分中心にわがままに生きています。
だから結婚相手はおろか、恋人も親友もできないままこの歳になってしまったわけです。その自覚はありますが、自省はありません。