今朝の朝日新聞「折々のことば」欄にカルヴィーノが引かれていました。
引用されていたのは『まっぷたつの子爵』、今なら岩波文庫で読めます。
で、「折々のことば」では何も触れていませんが、同書はカルヴィーノの「我々の祖先」三部作の一つで、残る二つは『不在の騎士 』と『木のぼり男爵 』です。
どちらもあたしの勤務先から刊行されています。そして『まっぷたつの子爵』もいずれ刊行になりますので、いましばらくお待ちください。
両書の帯にも書いてありますが、金原瑞人さんが「この三部作さえあれば、世界を語ることができる・・・・・・そんな錯覚にひたらせてくれるファンタジーがほかにあるだろうか」と絶賛する作品ですので、乞うご期待。