店頭で見かけた『孤島の祈り』という小説。
集英社のサイトには
南極近く、絶景の無人島に取り残された若い夫婦。ペンギンの肉を貪る極限生活は、二人の信頼の絆をも蝕んでいく。単独ヨット世界一周を果たした女性冒険家による迫真のフランスベストセラー小説!
と書いてあります。こういう、冒険に出て極限状態を体験するストーリーって、やはり一定の需要があるのでしょうか、時々見かけますし話題になるものもありますね。
あたしの勤務先だと『緩慢の発見』というのが近い作品だと思います。ちなみに、こちらの内容紹介は
「遅い者のほうが多くを見る」──19世紀イギリスの探検家ジョン・フランクリンの知られざる人生。いわゆる「歴史小説」とは異なる視点から書かれた、ドイツ文学の新たな古典といえる名作。
といった感じです。これだけだと両者が近しい本だと感じられないと思いますが、単なる冒険譚だけではないものがどちらにもあるのではないかと思います。