はこそば、しぶそば

朝日新聞の一面に駅にある立ち食いそば屋さんの記事が……

駅そば進化 内装スマート、女性客続々 売り上げ増、外国人にも評判

日本って平和だなあと感じます(汗)。

あたしが営業を担当している小田急線には、各駅にではありませんが、ほとんどの駅に「箱根そば」、通称「はこそば」があります。時にはあたしも食しますが、思いのほか女性のお客さんが多いのに驚きます。

そしてもう一つの担当エリア、田園都市線には、こちらも全駅にではありませんが、「しぶそば」がありまして、やはり女性客がそれなりに多いです。かつての立ち食いそばと比べて、味などの違いまではわかりませんが、店内はテーブル席もあり、立ち食いではなくなっているところが多いです。テーブル席があるからでしょうか、全体的に少しゆったりとした店内であるような気もします。

これだけで女性客がなぜ増えるのか、よくわかりませんが、実際のところ、テレビや雑誌で取り上げられるようなお店ばかりに行っていたのでは、上がらない給料ではすぐに破産してしまいます。そういうお店にも行くけれど、ふだんはこういった安いお店を使うのも、背に腹はかえられないと言うことではないかと思います。もちろん、ヘルシーなメニューといった女性向けの努力もお店側にあるのでしょうけどね。

今回の朝日の記事はそば屋でしたが、個人的に気づいていたのは、おにぎり屋です。「権米衛」というおにぎり屋が、やはり駅構内にありまして、基本は持ち帰りなのですが、店舗によってはイートイン・スペースがあり、そこで食べている女性客が多いなあと感じていたのです。逆に、権米衛では男性客が食べているのを見ることは少ないです。立ち食いそばだと男性が7割から8割くらいに比率ですが、おにぎり屋だと逆転どころか女性が圧倒的な気がします。

個人的には、晩にイベントなどがあって夕食をその前に取れないようなとき、立ち食いやおにぎりは小腹を満たすのにちょうどよく、主な利用の仕方としてはそんなところです。

ところで、この記事、関東以外ではどんな記事になっていたのでしょうか? やはり東京の立ち食い事情が大阪や名古屋でも一面を飾っていたのでしょうか?