ユルスナールが没後30年ということを書店営業でアピールしているのは、たぶんあたしの勤務先くらいでしょう。翻訳もほとんど他社からは出ていないし……
12月17日はマルグリット・ユルスナールの命日(今年は没後30年)。翌18日、彼女の処女作『アレクシス あるいは空しい戦いについて』(ほか一篇)が復刊されます。22日には『ふらんす』2月号発売です。特集は「ユルスナール没後30年」https://t.co/xVDDO2Fi6h
— 白水社 (@hakusuisha) 2017年12月16日
明日が命日なんですね。で、それを記念して復刊した『アレクシス あるいは空しい戦いについて/とどめの一撃』も間もなく配本です。既刊と並べるとこんな感じになります。
ここに写っていないユルスナール作品はUブックス版の『東方綺譚』だけですね。6点、いえ、7点揃えて店頭に並べていただけると幸いです。ちなみに、22日ごろ店頭に並ぶ予定の雑誌『ふらんす』の1月号もユルスナール特集です。
揃える、と言えば、このたび4冊目が刊行になるのが、Uブックスのサキです。ご覧のように、『四角い卵』で4点目です。これで一応とりあえずは打ち止めですかね。こちらはUブックスなので判型もお値段も手頃ですので、是非4点まとめてお買い求めいただきたいものです。
で、下の写真です。なんだかわかりますか? はい、ブックカバーです。
よーく見ると、わかるでしょうか? サキの作品です。1900年代の新聞に発表されたものだそうで、単行本未収録の作品だそうです。その紙面をブックカバーに仕立てたものです。
このブックカバー、明日の「はじめての海外文学スペシャル」の開催に合わせ、会場直下の書店、青山ブックセンター本店で、同書の先行販売を行ない、同店でお買い求めいただいたお客様に先着でプレゼントいたします。是非とも手に入れたい、という方は明日17日、青山ブックセンター本店へ!