今朝の朝日新聞別刷りから。
紅茶かコーヒーか、というアンケート。そういえば、あたしが子供のころ「コーヒー? 紅茶? それともファミリーナにする?」というCMがありました。ファミリーナというのは、確か牛乳かお湯で溶かして飲むココアだったと記憶しています。いまも粉状のココアって売っていますよね? ああいうものの一種だったはずです。
閑話休題。
あたしは断然、紅茶党です。別にコーヒーが嫌いなわけではありません。あの香りは好きです。
じゃあ、なぜ紅茶党なのかと問われれば、「コーヒーを飲むのは庶民、貴族は紅茶を飲むものよ」と答えるようにしています。優雅という言葉にしっくりくるのは、コーヒーよりは紅茶だと思います。
だから、あたしは紅茶党なのです。
と答えると、たいてい「はい、はい」という乾いた突っ込みが入りますが、とにかくあたしはコーヒーは飲みません。
いえ、飲めないんです。
飲むと腹を下します。
だから、飲みません。それに苦いのも、ちょっと苦手。かつて、ファミレスのおかわり自由の珈琲を頼んだときには、砂糖とミルクを大量に投入し、カフェオレと言うよりはコーヒー牛乳に近い状態にして飲んでいました。それでも、飲んだ後はお腹が緩くなるので、もうここ十数年か、数十年は飲んでいません。
とはいえ、仕事柄、他社へ訪問したときに応接室なり会議室なりでコーヒーを供されることってありますよね。そういうときは一切口をつけません。レストランなどで食後にコーヒーが出されることもありますが、紅茶に換えられるのであれば換えてもらいます。ダメなときは「要りません」と伝えます。
数人で喫茶店などに入ったときに、みんながアメリカンとかブラックとか珈琲を注文しているときに、一人だけ紅茶を頼むことに抵抗はなくなりました。ただ、以下にもコーヒー専門店というお店は困ります。こういうお店で紅茶を頼んでよいものか、と逡巡してしまいます。が、本当の専門店だとそもそもコーヒー以外のメニューがなかったりするので、極力そういうお店は避けるようにしています。
世の中、ドトールとかスターバックスとか、安いコーヒーショップばかり。まあ、庶民の飲み物ですから仕方ないですよね。