履歴書に英検2級と書くようなもの?

あの週刊文春の記事ですから、どこまで信憑性があるのか何とも言えませんが、それによりますと乃木坂46が今年のレコード大賞なんだそうです。ここまで来ると、もう東スポの見出しような感じです(笑)。

昨今のレコード大賞、あたしが子供のころの威厳というか名誉というか、つまりはありがたさが全くありませんね。いつごろからでしょう? レコード大賞がいけないのではなく、日本人の音楽の好みが細分化されたり、レコードでもCDでもなく、ネット配信という視聴スタイルが定着してきたという時代の流れ、いろいろなものが相俟ってレコード大賞の権威が下がってしまったのでしょう。

この10年くらいは、大手プロダクションとレコード会社の事前談合によって、週刊文春のすっぱ抜きではありませんが、かなり前にその年の各賞が誰に行くのか決まっていると言われ続けています。ゴールドディスク大賞のように、純粋に売れた枚数だけで勝負するのもありでしょうが、これすらも握手券目当ての水増しが目に余りますから、本当の売り上げと呼べるのか……

ということで、ネットでも乃木ヲタの議論が昨日あたりから喧しいです。

あたし自身は、もらえるものならもらっておけばよいと思います。やはり嬉しいです。なんだかんだ言っても、レコード大賞受賞歌手という肩書きは紅白出場歌手と共に、芸能界ではそれなりの神通力があると思いますので。

大金が動いたというようなあからさまな証拠でもでてこない限り、売り上げとしては申し分ないはずですから、乃木坂46にとってプラスにこそなれ、マイナスになることはないと思うので。