32度

あたしの寝ている部屋にはクーラーがありません。クーラーと言うよりはエアコンと言った方がよいのでしょうか。つまり冬に部屋を暖めたり、夏に部屋を冷やしたりする文明の利器がないのです。

あっ、あくまであたしの寝ている部屋の話であって、わが家にエアコンがない、というわけではありませんので、念のため。

というわけで、このところの熱帯夜をどうやってしのいでいるのか? はい、かろうじて扇風機はあるので、一晩中それを回しています(汗)。

[↑ どっちの「熱帯夜」が好みかしら?]

閑話休題。

そんな扇風機しかないあたしの寝室、晩に布団に入る時、枕元にある目覚まし時計付属の温度計を見ると32度なんて表示されていることがざらです。先日の北海道研修で、札幌の方にそんな話をしたら「どうやって寝ているんですか?」と真顔で聞かれました。確かに札幌でも日中に30度を超えるのって数えるほどしかないですし、湿度も低く、夜は逆に寒くて窓を閉めるくらいだそうですから、信じられない現実なのでしょうね。あたしたち東京人は、そんな信じられない現実の中で生きているわけですか、感慨深いです。

ところで、上に書いた枕元の目覚まし時計、目覚ましとしてはほとんど使っていません。一応寝る前にアラームは欠けて寝ますが、アラームで起きるのは年に数回あるかないかです。ほぼ毎日、アラームなんか使わなくとも、それ以前にきちんと目が覚め、起きてしまいます。

よく世間では、目覚ましを何台もかけ、それでも起きられない、という人がいますが、あたしには信じられません。