子供がのびのび、すくすくと育っている! と言えば聞こえはよいけれど、その実態は……

まだその話をしているのか、と思われるかも知れませんが、昨日の姪っ子、甥っ子の運動会の話です。

小学校ですから1年生から6年生までがいるわけで、体の大きさがかなり違います。1年生と6年生の差、というだけでなく、1年生の中にも幼稚園児のように小さい子もいれば、高学年と思えるくらい大きな子もいますし、6年生でも大人びた子も入れば、低学年が紛れ込んでいるような子もいました。

それに関しては昔だって、自分が小学生のころだってそうだったはずなので驚きはしませんが、今回感じたのは、子供の中にふくよかな子が多いということです。はっきり言ってしまえば、デブということです。

そりゃ、あたしが子供のころにも太った同級生はいましたし、学校の中に何人もいました。みんながみんな痩せていたなんて言うつもりはありません。

しかし、今回、久々に小学生を大量に見て、太った子が昔に比べて多くなったような印象を受けました。そして、子供がそうであれば親もそうであるのが当たり前のように、ふくよかな両親が多かったです。

妹に言わせると、田舎なのでクルマ社会だから歩かなくなってデブが多い、とのこと。確かに、たかが小学校の運動会なのに、学校の周囲の道は路上駐車だらけで、大型車だと横を通るのにひと苦労する状態でした。小学校なんて、そんなに遠くから通っているわけはないのだから、クルマで来る必要がどこにあるのでしょう? あたしが小学校の時は、やはり多くの親が見に来ていましたが、クルマできているような親はいなかったはずです。親もデブ、子供もデブ、デブだから歩くのが大変なので、ちょっと近くへ行くにもクルマで行く、そんな地方の現状が見事に表われた光景でした。

ところで、運動会ではさまざまな場面で音楽が流れています。運動会用の音楽集などもあるのでしょうけど、創作ダンスなどでAKB48をはじめとしたアイドルたちの楽曲もずいぶんと流れていました。

あれって、著作権使用料みたいなものはクリアされているのでしょうか? あたしはこのくらいはよいのではないかと考える立場ですが、昨今のJASRACは街のピアノ教室からも徴収しようとしているようですので、小学校の運動会で使われる歌手の楽曲、問題にならないのでしょうか?

そんなことを考えながら、子どもたちのダンスを見ていました。