筑摩書房と言えば言わずと知れた伝統ある大手出版社。宣伝力も含めた営業力、影響力、どれを取ってもあたしの勤務先では太刀打ちできません。ですので、同社の新刊と少しでも絡めそうなものがあれば、他人の褌で相撲を取る、ではありませんが、乗っかっていきたいと思います。
まずはちくま学芸文庫の『ムッソリーニ』です。これと併売していただきたいのは、『ムッソリーニ(上)』『ムッソリーニ(下)』です。
文庫と単行本とでは書店店頭で置かれる場所がまるっきり違いますが、できれば隣同士で並べてもらいたいところです。
続きまして、ちくま新書からこんな本が出ます。『素晴らしき洞窟探検の世界』です。未刊ですので、刊行時には文庫クセジュの『洞窟探検入門』を併売していただきたいものです。クセジュなら新書判ですからちくま新書と並べてもおかしくないですし、たぶん店頭の棚も比較的近くだと思います。
最後はこちら。筑摩書房が鳴り物入りで刊行する『ヴェルサイユ宮殿』です。豪華な写真集で、ヴェルサイユ宮殿初の公式なものだとか。
ヴェルサイユ宮殿に関する書籍は各社から数多出ていますが、あたしの勤務先としては『ヴェルサイユの歴史』をお薦め。
本当は『ヴェルサイユ宮殿に暮らす』を推したいところなのですが、現在品切れのため、残念です。
それにしても、筑摩書房の同書を核にして、ヴェルサイユ宮殿フェアなんて出来そうですね。フランス革命やベルばらまで射程に加えたら更に大規模なフェアになりそうですが……