スーパーカミオカンデ今昔物語

朝日新聞にスーパーカミオカンデの記事が載っていました。最初の部分だけご紹介しますと

日本のノーベル物理学賞受賞につながった素粒子・ニュートリノの観測装置「スーパーカミオカンデ」の性能を、東京大などの研究チームが大幅に高める。2019年度にもレアアースを水槽内に混ぜ、物質の成り立ちの解明につながる「反電子ニュートリノ」の観測を目指す。

という記事です。更に改良を施すようですね。

しかしニュートリノと聞いても何のことやらさっぱりという方も多いのではないでしょうか? そんな方にお薦めの書籍がこちらです。

科学の最前線を歩く』です。この本の最後の内容がこんな感じです。

Ⅳ 宇宙の根源を問う
超新星ニュートリノで探る大質量星の最後の姿――超新星爆発  川越至桜
素敵な数、素数  寺杣友秀
地球と生命の共進化――多細胞動物の出現とカンブリア爆発  小宮 剛
宇宙のかたち――数学からのチャレンジ  河野俊丈
ニュートリノの小さい質量の発見  梶田隆章

初学者でもわかるように、東大の先生方がアカデミズムの最先端をかみ砕いて教えてくれます。

しかし、それすらも難しいという方にはこんな本もあります。

鉱山のビッグバンド』です。これはスーパーカミオカンデなどが出来る以前の神岡には鉱山があって、そこで働く人たちが中心となってバンドを結成し活躍した事実を追ったドキュメンタリーです。