懐かしい故郷?

昨日の朝日新聞の夕刊です。

夕刊なのでどの地区でも発行されているわけではないでしょうし、発行されていても地域によってかなり紙面が異なると思いますので、上の画像はあくまで東京版のものですが。

定期的に載っている街歩きの記事、今回は巣鴨でした。

巣鴨って、あたしが幼少のころに住んでいたところです。記事では、いわゆる地蔵通り商店街、つまりJRの巣鴨駅から都電の庚申塚駅までが載っていますが、地蔵通り商店街で言うと、あたしが住んでいたのは庚申塚駅、都電を越えた先でした。もうちょっとで明治通りに出るというあたり、大正大学の裏手にあった小さなアパートでした。

トイレはありましたが風呂はなく、週に何回か家族で明治通りの向こうの銭湯まで通っていました。あたしが一歳から小学校へ上がる直前までの時期です。

住んでいたころのこと、多少の記憶は残っていますが、周囲の商店などはすっかり変わってしまっていることでしょうし、知っている人も済んでいないと思います。もう何年も行ってないので、最近の状況は知りませんが、たぶんそんなとこだろうと思います。

それでも、こういった記事が出たりすると懐かしいと感じるのは、あたしなりに故郷という意識が心の中にあるからでしょうか?

ちなみに、地蔵様のいる高岩寺は何度も行きましたが、図中にあるお岩さんの墓、遠山の金さんの墓などは行ったことがありません。地元に住んでいると案外そんなものなのか、あたしがまだ幼かったからなのか……