負け惜しみです

毎年恒例の箱根駅伝。母校(東洋大学)が活躍していないと、ほとんど見ることもないので、この数年は全然と言ってよいくらい視聴していないのですが、これだけテレビやスポーツ新聞が取り上げていると、嫌でも目や耳には入ってきます。

それはそれでよいのですが、ここまで取り上げるのはやりすぎではないか、という気もします。確かに人気のコンテンツなのはわかりますが、日本って高校野球や大相撲、あるいはかつての巨人偏重のプロ野球中継というように、あまりにも偏ったスポーツ中継が多いなあと感じます。大学スポーツって箱根駅伝以外にもたくさんあるのに、なんでもっと取り上げてあげないのだろう、と。ラグビーやアメフトなどはまだマシな方ですかね?

しかし、そんなことよりも、大学なんだから、もっと学術的なことでニュースに取り上げられることはないのでしょうか? そりゃ、ニュースを細かく見ていれば、いろいろな大学で画期的な取り組みや研究が行なわれていることが報じられているのがわかりますが、箱根駅伝に比べてあまりにも扱いが小さすぎます。

スポーツだって知育、体育、徳育の一つなのでしょうけど、やはり最高学府である大学は、学術的な研究でこそ取り上げられて欲しいと思います。スポーツ以外では、アホサークルの連中によるセクハラ事件とか入試などの不正が多く、学術的なことはノーベル賞クラスの賞でも取らないと滅多に脚光を浴びませんね。哀しいことです。

ちなみに、出版業界には東洋大学出身者が多い気がします。