見出しは難しい

これはInfoseekの画面です。

こういった画面は刻々と変わるので、既にこれとは異なっていることはもちろんですが、この状態もどのくらいの時間続いたのかわかりません。それはともかく、あたしが見たときにはこうなっていました。

で、気になるのは右側の上から三番目、「全焼そば店主「心の整理ついた」」という見出しです。

言うまでもなく、糸魚川の大火災の火元となったお店の方のことですよね? ですが、最初にあたしがこの見出しを見たときは「焼そば」が真っ先に目に飛び込んできて、「全やきそば」って何だろう、と思ってしまいました。

「半らーめん」のような「半やきそば」っていうのがあるのかな、でも「全やきそば」なんてわざわざ言わないよなあ、と思います。となると、これは新たな面白メニューなのかな、それが表彰されたり地元のテレビで取り上げられたり騒ぎになって、お店のご主人も大変だった、そういうニュースなのだろうかと思ってしまったのです、あたしは。

ちょっと冷静になって考えればわかることですが、この見出しを見てあたしのように読んでしまった方、多いのではないでしょうか? 少し前に、廃業した書店のニュースで、誤解を招きそうな見出しだと書いたことがありましたが、それと同様、こういった字数を制限された中で伝えるべきことを表現するのは難しいものだと改めて感じました。