今朝の朝日新聞に、欅坂46のナチ風衣裳の記事が載っていました。
個人的には、そこそこワイドショーなどでも取り上げられていたので、(たぶん世間的には悪い意味で)「欅坂46」というグループ名が浸透したのではないかと思います。そして、散々取り上げられていたので、いまさら朝日新聞がなんで取り上げるの(?)という素朴な疑問が……
記事中で引用されているのは『軍装・服飾史カラー図鑑』に掲載の図版のようですが、このイラスト、まんま『ヒトラーの絞首人ハイドリヒ』のカバーみたいですね。ちょっと制帽を斜めにかぶるのが規則だったのでしょうか?
欅坂46のハロウィン衣裳は、ググってみればいまだにネット上にはたくさん残っているでしょうから、この記事を読みながら見比べてみてください。
あたし自身は、やはり、彼女たちは被害者だったと思います。
ただ、まだ若いとはいえ高校生から大学生くらいの年齢、つまりそれなりに大人であり、知識を備えている年齢の子たちです。いくら遠いヨーロッパの国のこと、とっくの昔の戦争の話としても、彼女たち自身も今回の衣裳を渡されたときに、「このマーク、大丈夫だろうか?」と思う程度の歴史知識は持っているべきだったのかも知れない、とも思う今日この頃です。
いや、それを言い出したら、誰もが近現代史に関する知識は不十分なんでしょうけど……
『知らない』ことが『風化』そのもの
というコメントが胸に響きます。
ちなみに新曲はかなり爽やかです!