定評ある学参が装いを新たに再登場して競演!

新刊『中国語の入門[最新版]』が好調です。

 

もともとは判型もやや小振りな四六判、別売りのカセットテープという形で刊行されたのが、あたしが学生の頃でした。中国語を学び始めて一年くらい、文法のイロハもわからないときに本書に出会って、その簡にして要を得た説明に感動し、何度もページをめくったものです。まさか、その出版社に就職することになろうとは……

その後、同書は別売りカセットを付属CDにした新装版となりしばらく現役でしたが、さすがに内容も古びてきていたので、ひと思いに全面的に手を入れた改訂版の刊行となったわけです。判型もA5判に大きくしました。これで息を吹き返したのか、今のところ好調な売れ行きで推移しています。やはり名著は手を入れながら生き続けるものなのですね。

と思っていたら、同じく売れに売れた名著である『Whyにこたえるはじめての中国語の文法書[新訂版]』が発売になりました。これも刊行以来20年、ようやくの改訂版ですね。

こうして評価の高かった参考書が改訂されてまた売れるっていいですね。