ごくごくフツーの人生を送っていたなら……

昨日は夏休みをとりました。あたしの勤務先では、有給休暇とは別に夏の期間中(厳密に7月、8月内に、と決まっているわけではありません)に2日の一斉休業と、あと一日、各自が自由に取得する夏休みがあります。その一日を昨日、使用したわけです。

で、特に出かける用事もなく、雨だというので、家で本を読んだりテレビを見たりしていましたが、ふと思いました。

これ、世間一般的なサラリーマンであれば、この時期に会社を休むというのは、「子供の夏休みの宿題を手伝うため」というのが、常識的な休暇理由ではないかと。

確かに、考えれば考えるほど、そのとおりではないかと思えてきます。いや、宿題を手伝うのだったら、もう少し切羽詰まった時期じゃないの、という意見もありそうですが、最近は25日くらいから2学期が始まる小学校もあるみたいで、8月31日が夏休みの最終日とは限らないようです。

で、想像なのか妄想なのか、とにかく考えてみますと、もしあたしが結婚していて、子供がいたとしたら、果たして子供の宿題を手伝っていたりするのでしょうか?

あたしの子供だから、宿題なんて計画的に片づけて、このじきにジタバタするなんてことはないはず、そう思いたいです。だって、あたしがそうでしたから。宿題は、毎日やらないとならない日記のようなものを除けば、だいたい7月中、遅くとも8月初めには終わらせるというのが毎年のことでした。

そんなあたしの子供なら……

子供はおろか、結婚もできないあたしが、こんな妄想をしてひがな休日を過ごしているなんて、なんて愚かな人生でしょう。