いよいよ本日で盆休みも終わり。
ただ、あと一日、夏休みを各自自由に取りなさいという勤務先のお達しもあるので、今月中にもう一日休もうとは思っていますが、会議とかイベントとか、意外と休みが取れないのよね……(涙)
閑話休題。
雨が降りそうで降らない本日、視聴したのはこちら、「ダークウォッチ 戦慄の館」です。
怪しげな洋館、人の死に様が見えてしまう主人公。こういう設定から予想されるのは、この主人公が自分の出生の秘密を解くため洋館に乗り込み、そこに巣喰う悪魔を退治して、自分の忌まわしい能力とも縁を切るというストーリー。
が、話は後半になるとどんでん返しです。なんと主人公は悪魔の子。例の洋館は悪魔たちを封じ込めている場所。途中で主人公が知り合った測量隊や立ち寄った街の連中は悪魔。そして洋館で主人公たちを襲ってきた斧を振りかざす連中は天使、洋館に住む浮浪者のような男も悪魔を封じ込めている側の人。
なんという意表を突いた設定でしょう。ただ、そう聞かされると、斧で襲ってきた連中が測量隊を狙っていたのも納得です。主人公を襲わなかったのは、彼が完全には悪魔の子ではなかったから、あくまで悪を解き放つ鍵を握るだけの存在で、まだ悪魔にはなっていなかったからでしょうか?
さて、エンディング。結局主人公も悪魔の側になってしまい、主人公の恋人(身重)が浮浪者っぽい男に助けられます。たぶん主人公は、この浮浪者っぽい男に倒されてしまったことでしょう。この男の活躍で悪魔が解き放たれるのは阻止できたようです。
しかし、身重の彼女が生んだ少年、彼には悪魔の子の血が流れているわけですよね。それでやられてしまった主人公同様、悪魔の囁きが聞こえるようです。この子がもう少し大きくなって、たぶん主人公と同じく23歳になったときに、父親と同じような運命が待ち受けているのでしょう。そして、あの浮浪者のような男がやはり助けてくれるのかもしれません。
が、やはりいまひとつわかりにくい作品でした。