退職のご挨拶

突然ではありますが、今月いっぱい(9月末)をもって退職することになりました。実際には今週いっぱいの出社で、来週からは有給休暇の消化のため籍はありますが出社はいたしません。

本来なら参上の上きちんとご挨拶すべきところ、このようなウェブ上でのご報告をもって換えさせていただくこと、ご寛恕いただければ幸いです。メールでご報告とも思いましたが、BCCでもメアドを入力するのが大変でしたので(途中までやってみました……)断念いたしました。

退社後の身の振り方ですが、まだいろいろと都合もあり、正式に決定するまでは申し上げることはできませんが、この業界からは離れます。不景気で売り上げとして苦しい業界でしたが、仕事自体はたくさんのすばらしい人との出会いにも恵まれ、楽しくやれたこといまさらながら感謝申し上げます。

上述のように、異なる業界に移る予定ですので、今後はお逢いできる機会もほとんどなくなってしまうかと思いますが、どこぞで見かけたときには、無理に声をかけていただかなくとも構いません。

近況はこのダイアリーで、これまでどおり伝えられればと思っております。あらためまして、これまでありがとうございました。

文面はあたしなりに改変していますが、この数ヶ月、メールでこの手の文章を目にすることが何回かありました。お世話になった方が辞めてしまうのは残念です。

それでも、それはその人なりの判断ですから、あたしがとやかく言うことではありませんし、去る者は追わず、です。

で、そのようなメールをいただいて毎度思うのは、「このメール、一体何人に出しているのだろう?」ということです。

メール自体は、たぶん「BCC」で出しているのでしょうから、メールソフトの「BCC」欄にメアドを入力すればよいだけでしょうが、出す相手のメアドがすべてアドレス帳に登録されているでしょうか?

あたしなど、名刺交換してもPCのアドレス帳などにほとんど登録していないので、メールソフトのアドレス帳は受信したメールから抽出したメアドしか登録されていない状態です。几帳面な人以外、多くの方がそんな状態ではないでしょうか?

例えば、書店員さんで、日常的に営業に訪れる営業マンの住所やメアドなどをしっかりパソコンに入力して管理している方がどれくらいいるのでしょう? そもそも書店の場合、一人一台のパソコンにはなっていないと思いますから、そういう整理・管理の仕方はできないですよね。

うーん、仕事を辞めるのって、いろいろと面倒なことが多いですね。

一応念のために書いておきますが、上の退職の挨拶は嘘です。あたしは別に辞めませんので、あしからず。辞めて欲しいと思っている人が何人もいるのは承知していますが……(汗)