書店の店頭にポスターが貼ってあるのを見て知りましたが、新潮文庫が「徹夜本」フェアをやっているのですね。「眠気が眠る面白さ!」というキャッチフレーズで展開中のようです。秋の夜長という表現はありますが、この時季ですと何でしょう? そろそろ暑さで寝苦しい夜、眠れないなら読書でも、という感じでしょうか?
ところで、このフェアのポスターの色、なんか見覚えがあるなあ、と感じないでしょうか? えっ、感じない? ではこの本をご覧になったことはないでしょうか?
先日来日したスティーヴン・ミルハウザーの『魔法の夜』です。どうですか? なんか、色合いがそっくりではないでしょうか? それにタイトルもシンクロしてます。
新潮文庫もお手軽ですが、本当に眠れない夜を過ごしている方、『魔法の夜』もオススメです!