大きいことはよいこと?

下の写真、あたしの勤務先の最近の刊行物です。左から右へ順番に刊行が新しいものを並べています。(一番右の4点は今年の〈書物復権〉で、店頭に並ぶのは中旬以降になります。)

こうしてみただけでは気づかないかもしれませんが、実際に並んでいる実物を見ていただくと大きな本ばかりだということがわかります。えっ、この写真で十分に伝わりますか?

一般に本屋に並んでいる単行本の大きさは「四六判」と呼ばれますが、上の写真で四六判は『セネカ 哲学する政治家』『地獄谷温泉 無明ノ宿』『中国 消し去られた記録』『事の次第』の4点のみです。『地獄谷…』以外はそこそこの厚みもあります。

  

それ以外は、『太陽の肖像』がA5判、『仏検対策2級問題集』がA5判、『洋菓子百科事典』が菊判、しかも函入り、『ヒトラー(下)』がA5判、なんと1000頁超、『ピカソⅡ』が菊判、『社会学(上)』『社会学(下)』がA5判、『貨幣の哲学』がA5判です。

当然のことながら、お値段もそれなりなものになっています(汗)。それでも刊行を待ってくださっている方が大勢いるというのは、出版社にとってはありがたいことです。