いろいろな声

熊本の地震。

多くの芸能人がブログやTwitterなどでメッセージを送っていますね。企業のウェブサイトでも、トップページになんらかのコメントが載っているところがあるようです。

で、その芸能人のSNSなどの書き込みで「不謹慎だ」という声が寄せられて炎上しているところもあるとか。

たとえば、熊本の人を馬鹿にするとか、嘲笑するような書き込みであれば「不謹慎」と非難されても仕方ないと思います。でも、楽しいことがあったりしたことを書いたりするのも自粛しないとならないのでしょうか?

少なくともあたしの場合、いや、自分が被災もしてない、東京でノホホンと暮らしているから言えるんだ、と言われてしまえば返す言葉もありませんが、それをちょっと棚上げさせてもらえるなら、自分の好きな芸能人が楽しく過ごしているっていうのは、落ち込んでいるときには一時の慰めが得られてよいのではないでしょうか? よく「あの歌を聴いて勇気をもらった」というのと一緒です。

ファンだったら、ふつうはそんな風に思うのではないでしょうか?

逆に、自分がファンでも何でもない芸能人が何をしていようが、わざわざブログなどを見に行ったりしませんから、わざわざ文句を言ったり非難したりすることもないです。それなのに、ネットのニュースか何かで見ただけで一緒になって非難するというのはどうなのだろう、と個人的には思います。

自分が少しでも楽しく過ごすことをファンの人の心を暖かく出来るのであれば、たぶん芸能人の方々のブログはそういう気持ちだと思うのですけどね。どうなんでしょう?

被災者の中にも、「楽しいブログを読んで元気が出た」と思う人もいれば、「こっちの大変さと無関係に遊んでるよ」としらける人もいるのでしょうね。元気をもらってますますファンになる人もいれば、そういう書き込みを読んでファンを辞めてしまう人もいるでしょうし。

まあ、芸能人なんて、好きな人もいれば嫌いな人もいるのですから、こういうことで一喜一憂してもしょうがないとは思いますが……