一期一会の我流解釈

今日は多くの学校で入学式だそうですね。

春は別れと出会いの季節、いや、出会いと別れの季節でしたっけ、とにかくそんな風に言われ、しばしば聞かれるのが「一期一会」という成語です。自分の好きな言葉や座右の銘でこの言葉を挙げる人も多いです。

この一期一会、辞書的な意味を述べれば

この機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるから、大切に、誠意をもって相手に向かい合わなければならない

といったところでしょうか?

でも、あたしってひねくれものなのか、そうは思えないんですよね。

この人との出会いはこれっきりだから、別にどうでもいいや、と思ってしまうのです。たぶん二度と会うことがない人だと予想がつくと、相手のことを覚えていようなどという気はさらさら起きず、恐らく一時間後にはすっかり忘れている可能性が大です。

そういうときに、あたしはこの「一期一会」という言葉を思い出します。「それっきりだから、適当に流してしまおう」という感じです。