チラシ? 小冊子?-東京マッハと青土社-

書店で配布されていたチラシと言うのか、小冊子と言うのか、まあ、とにかく無料のペーパーをご紹介。

まずは「東京マッハ」の冊子。

すみません。あたし、句会とか詩歌とか、そういったものにそれほど興味があるわけではないので、こういう会のこと、まるで知りませんでした。参加されている方々のお名前くらいは、だいたい知っていますが、それすら「辛うじて名前くらいは……」というレベル。

で、紀伊國屋書店新宿南店でイベントが開かれるようで、そのための小冊子に「句会的な20冊」というリストがありました。そこで句会メンバーの一人、千野帽子さんが『紙の民』を取り上げてくださいました。

確かに、この本は見て楽しめる本でもあります。たぶん、あたしの勤務先が出した翻訳より、原書の方がもっと見て楽しめるものになっているのではなかったかと、担当編集者に聞いた覚えがあります。まあ、とにかく、本書は友達へのプレゼントにも喜ばれた一冊です。

続きましては青土社の「現代思想」フェア。こちらは紀伊國屋書店の新宿本店の方でやっていました。

現代思想」の1月号が「ポスト現代思想」特集で、それに合わせてのフェアです。

同誌を見ていないので当て推量ですが、たぶん同誌でも紹介されているであろう現代思想のキーとなる書籍が、「ポスト現代思想」「ポスト構造主義」「人類学」「自然哲学」「生命論」「偶然性の哲学」「MM(新しい唯物論)」「OOO(オブジェクト指向存在論)」「SR(思弁的実在論)」というカテゴリー分けをされて列挙されています。うーん、あたしには難しいですが興味はあります。

この冊子の裏面に、大まかな人物の関係が図示されています。ある程度の知識がないと理解すらできないかも知れませんが、こういうのは面白いですし、理解の助けになりますね!