今春、文芸フェス(東京国際文芸フェスティバル)ために来日予定のエリクソン。あたしの勤務先では『ゼロヴィル』を2月に刊行予定ですが、実は数年前にUブックスで『黒い時計の旅』というのを出していました。
本書は、ガイブン好きの間でもしばしば言及される作品なのですが、実はここ数年品切れになっていました。エリクソンが来日する、新刊(翻訳)も出るということで実は昨年末に増刷していたのです。増刷(重版)ですから広告も出していなければ、特に書店への案内というのもしていなかったのですが、これだけ需要のある本なら間違いなく待っている人はいるはずです。
そこで、あたしが担当している書店の中でも特にガイブンの強いお店に、増刷が出来上がった本書を出しておきました。早速に、この年末年始売れているそうです。新宿の紀伊國屋書店でもつぶやいてくれています。
【2階文学】みなさんご存知ですか…ここ数年品切れしていた、スティーヴ・エリクソン『黒い時計の旅』(柴田元幸訳・白水uブックス)が昨年暮に重版され、また読めるようになりましたよ… “ドイツが戦争に敗れずヒトラーが生きていたら…?”um pic.twitter.com/6dAcv5ofWL
— 紀伊國屋書店新宿本店 (@KinoShinjuku) 2016, 1月 5
ちなみに、あたしの担当書店なので、新宿の紀伊國屋やブックファースト、関西の主要なジュンク堂書店には並んでいると思います。もちろん重版出来ですから、店頭で見つからなければ是非ご注文ください。