平成丙申、恭賀新禧

大過なく新年を迎えているはず。なにせ、このダイアリーは大晦日に書いていて、年が明けたと同時に投稿されるように予約設定をしているからです。

「なんで予約投稿なんて、そんなこと面倒なことするの? 初詣か何かでその時間出かけているとか?」なんて野暮な質問をする方は、このダイアリーの愛読者の中にはいないでしょう。

はい、理由は至極簡単。あたしが寝ているからです。

この数年どころか十数年、否、数十年、あたしは大晦日もふだんと変わらない就寝時間です。まあ、多少は遅いかもしれませんけど、それでも9時半とか10時ころには床に入ってしまいます。もちろん紅白も最後まで見ません。適当に切り上げてしまいます。

あっ、紅白で思い出しましたが、あたし、紅白って最後まで見たこと、生まれてこの方、一回くらいしかないと思います、それも小学生か中学生のころの記憶です。「紅白見ないで裏番組?」というわけでもなく、とにかく寝ちゃうのです。眠いから寝る、ただそれだけのことです。

そして元旦もほぼいつもの休日どおり、だいたい朝の6時ころには起きます。そしてトーストで朝食というのもこの十数年変わらないスタイルです。[いや、一昨年は違ったんでした!]

出来るだけふだんと変わらない日常を心がける、それがあたしのポリシーと言うほどたいそうなものではありませんが、なんかこだわりになって十数年、いや数十年になります。でも、これが続けられるのも、あたしが結婚もせず、のんきな実家暮らしを続けていればこそなのでしょうね。そういうところから考えると、あたしが結婚できないのにも、あまりにもわかりきった理由が厳然として存在しているわけですね。

くどいようですが、念のため書いておきますと、あたしは世間の人のように「自分は結婚できないのではない、しないだけ。その気になればいつだって結婚なんてできるのだ」とは言いません。「自分は結婚しないのではなくて出来ないのです。その気になったって出来ないものは出来ないのです」とあえて言います。「その気」がどの程度「本気」なのかは自分でも図りかねているところですが、結婚する気がなかったなんてことは人生で一秒たりともありません。

あっ、ぐだぐだと愚痴ってしまいましたので、ここらでウェブ年賀状。


声高に虚礼廃止を訴えるつもりはないのですが、昨年は年賀状を買いそびれて、わが家は一枚も年賀状を出さない正月になったのですが、今年は何枚か買いました。で、こちらから出さないとならない方へは書いて出しました。これはちゃんとやりました。

あとは毎年と同じ、来た人には返事を書く、です。「年に一度切りのことだから、これくらいは大切にしたい」と考えるよりは、「年に一回きりなんだから辞めちゃえ」と考える方なので、年々年賀状は減っていきます。それでも送ってくださる方はいるので、毎年十数枚にはなります。とはいえは会社の同僚などが3分の1から過半を占めるので、もし仕事を辞めたらガッツリ減ってしまうでしょうね。

ちなみに仕事が始まると勤務先に届く年賀状もあります。仕事上のつきあいではお互いに自宅の住所なんて知りませんから勤務先に届くわけですが、これがまた勤続年数が増すとそれなりに増えていきます。これらもほぼいただくだけですべて無視。地方の書店員さんなどはすぐに挨拶もできないので返事を書いたりしますが、都内近郊の場合、「まあ、今月中には顔を見るだろう」と思うので、ほぼほぼ無視しています(爆)。