広島、そして道後温泉

研修旅行で広島から道後温泉へとやって来ました。もちろん羽田から飛行機で飛び立ち、広島市内の書店を訪問した後、高速船で松山へと渡ったわけです。広島はこの5、6年のうちに数回来ていますが、松山は本当に久しぶりです。

今を遡ること三十数年前、あたしが小学校6年の時のこと。当時、松山に住んでいた親戚を訪ねて家族4人で旅行に行ったのが、後にも先にも唯一のあたしの松山体験です。その旅行は、大晦日に当時大流行のブルートレインで東京を発ち、翌朝早く広島着、そのまま船に乗り換えて松山へ向かうという行程でした。ブルートレインの名称は忘れましたが、たぶんあさかぜだったと思います。船は今回ほど高速のものではなかったと思いますが、それほど時間がかかったような記憶もありません。

松山港には親戚のおじさんが迎えに出てくれていて、おじさんの車で家に向かいましたが、その家がどのあたりにあったのか、幼い記憶ですから全く覚えていません。数日の松山滞在で道後温泉や松山城、石手寺などを見て回り、砥部焼の色付け体験などもしたのを覚えています。あと、道後温泉街に「トルコ」というネオン看板が乱立していたのは鮮明に覚えていますが、当時のあたしは国の名前のトルコしか知らない状態でした。

そんな松山を久しぶりに再訪したわけですが、夕方についてホテルへ直行したので、どんな街なのか、まだわかりません。