弊社の本もご一緒に!~集英社『親を送る』~

書店営業の途次、店頭でこんな本を目睹。

 

集英社の『親を送る』です。著者は『さいごの色街 飛田』の井上理津子さん。本書は、集英社のサイトによりますと

別れは突然やってきた。79歳の母と84歳の父を、義姉と女2人、迷いながら見送った半年間の物語。『さいごの色街 飛田』の著者が書き綴った「いい年の大人の、親との別れ」のドキュメント。

とありますから、両親を看取った話ですね。となると、あたしの勤務先の『父を見送る』と併売うってつけではないでしょうか?

 

同書も

デビュー以来、鋭利な筆致で話題作を書き続ける台湾のベストセラー作家・龍應台が綴る、やさしさと情愛にあふれた家族の物語。母の老い、息子たちの巣立ち、そして父との別れ――「わたし」はそれをただ見送り、見守ることしかできない。

とウェブサイトにはありますから、父を看取った話なのです。ただし、老いた母は作品中では健在ですが、痴呆が進んでいます。母と二人暮らしのあたしとしては、父を見送るよりも母の介護の方が胸に応えます。そして、その流れで行けば『ペコロスの母に会いに行く』と併売するのもアリなのではないでしょうか?

あたしはそう思います。