金沢の多言語化は進んでいるのか?

先週後半に行って来た金沢。駅の観光ガイドなどに置いてある無料の地図やガイドが多言語化されています。英語はもちろんのこと、中国語は簡体字と繁体字、それに韓国語、フランス語にスペイン語、そしてなんとタイ語まで置いてありました! ここまで用意されているのはすごいのではないでしょうか? いや、すごくない?

そして当然ことながら、金沢市観光協会のサイトを見ますと、ページ上部に言語を選べるメニューがあり、「English、French、Spanish、簡体中文、繁体中文、Korean、Thai」と並んでいるではありませんか! なんでドイツ語がないの、とちょっと思いますが、あとはロシア語とアラビア語でも揃えば地方都市としては必要十分ではないでしょうか? それにしてもドイツ語がないのがやはり不思議。

翻って、富山市観光協会のサイトです。こちらは言語を選べるメニューがありませんね。日本語だけしかないのでしょうか? せめて英語くらいはないと……と思います。

こういう、さまざまな国の言葉で用意されたパンフレットなど、仕事柄どうしても気になってしまいますし、できるだけ持ち帰りたくなるものです。今回も集めてみましたが、フランス語の市内マップが人気沸騰なのか、無くなっていました。フランス人の来訪者が多いのでしょうか?

ちなみに、いまだ北陸新幹線が延伸していないにもかかわらず、福井県観光連盟のサイトは「English、繁体中文、簡体中文、ハングル、ロシア語」という対応具合。富山よりも進んでいるというか、準備万端というところでしょうか?