録画しておいた「青鬼」を視聴。
たわいもないホラーでした。もともとはゲームだったのでしょうか? 脱出ゲームですよね? いまの若者って、こんなゲームに夢中になっているのでしょうか? と言いつつ、よい歳をして録画して視ているあたしも若者をとやかく言えたものではありませんが(汗)。
主人公はAKB48きっての美少女・入山杏奈。と言ってもわからない人には、過日、握手会で襲われてケガをした二人のメンバーのうち、頭のよい方、と言えば思い出してもらえるでしょうか? ちなみに、襲われたもう一人はメンバー内でもダントツのおバカ、川栄李奈で、先日AKB48からの卒業を発表しましたね。
閑話休題。
その入山杏奈は、弟をイジメによる自殺で失ったばかりでちょっと心に傷を負っている設定。その弟とどこなく似ている転校生が気になり声をかけ、彼が作ったPCゲームをプレイします。そんな彼の才能に驚いた入山杏奈ですが、彼と別れた後、気になって様子を見に戻ると、その転校生が弟をいじめていた同級生と一緒に町外れの廃屋に向かうところを目撃し後をつけます。
廃屋にやってきたいじめっ子と転校生を待っていた級友が男女二人。さらに廃屋の敷地の中で土壌採取をしているクラスメートもいて、5名で廃屋の中に入るのですが、この建物の中には何かがいるのです。後をつけてきた入山杏奈も建物の中に入り、クラスメートたちと合流しますが、入り口のドアが開かなくなり全員建物の中に閉じ込められてしまい、必死の脱出劇が始まります。
しばらくすると転校生が、この状況が自分の作ったゲームと同じだということに気づきます。となれば、作った本人ですから脱出する方法もわかるわけで、入山杏奈をサポートして逃げようとするのですが、その間にクラスメートが建物の中にいる青鬼に次々に食い殺されていきます。
最後、ようやく脱出できたと思ったら、そこは入山杏奈と転校生が河原に座り、彼のノートPCでゲームをしていた冒頭の場面に戻ります。これはすべて夢? という最近の映画にありがちな夢オチのストーリーでもあります。ここからまた同じストーリーにループしていくのでしょうか?
あと、実はこの転校生は入山杏奈と別れた後に殺されていて、入山杏奈にしか見えない存在になっているのです。ただ、入山杏奈が普通に話しかけてくるので、転校生本人も自分が死んだことに気づかず、あくまで生きていると思って行動していたわけです。その事実を知って消えてしまいますが、あんな終わり方でよかったのでしょうか? まあ、全部が夢だったらどちらでもいいことですが。
そして青鬼が何者なのか、なんであの廃墟に棲みついているのか、すべてはわからないまま終わります。映画自体はパート2が上映されているようなのですが、今回視たものとストーリーが繋がっているのでしょうか。サイト情報ではそのようですが、配役、キャスト陣が変わっているので……