洋書と一緒に

紀伊國屋書店の新宿本店の7階は洋書売り場です。新宿南店ほどではありませんが、充実した洋書の品揃えです。

あっ、7階は洋書の他に芸術書売り場でもありますので、念のため。

で、その7階で、ただいま日本翻訳大賞の受賞作のフェアが行なわれています。

「翻訳大賞の受賞作なら、2階の文芸売り場じゃないの?」という疑問もあるかと思います。確かに2階にも受賞作が並んでいますが、7階は洋書売り場です。受賞作である邦訳と一緒に洋書、つまり原書も並べているのです。

洋書を扱っている書店ならではのフェアですね。

横文字はほとんどわからないあたしですが、装丁を見比べるだけでも面白いです。原書のイラストや写真をそのまま使っているもの、ちょっとアレンジを加えたもの、原書とはまるっきり違う装丁の邦訳、それぞれです。

  

惜しいかな。『愉楽』の原書は、中国で発売されたものではなく、英訳が並んでいるんです。中国語版が見たかった! というのは無理な願いでしょうか?