昨晩の夕食の時のことです。
わが家はテーブルではなく卓袱台なので、正座あるいはあぐらをかいて食事をしております。そんな昨夜の夕食時、いつものように食事をはじめた途端、足に激痛が走りました。いや、激痛というのはちょっと言いすぎかも知れません。そんなのたうち回るほどの痛みではありませんでしたから。
もっと鈍い痛み。一番近いのは痙ったときのような痛みが、左足の土踏まずのあたりを襲いました。別に座るときにひねったわけでもなければ、床に何かが落ちているのを知らずに踏みつけたわけでもありません。なんだろうと思って左足を見ましたが、特に傷があるわけでもなく、血が流れているわけでもありません。
しかし、その刹那、左足の土踏まずのところが赤紫色にちょっと変色しているのを見つけました。鈍い痛みなので、本当にそこが痛みの原因なのか図りかねてはいたのですが、ちょっと触ると、やはりそこが痛みます。もちろんぶつけたわけではありません。内出血しているのはわかりますが原因は不明です。
いや、隣にいた母が言いました、それは皮膚の下で血管が切れたのだ、と。
確かに、そうでしょう。血豆ほどはっきりしたものではなくとも、内出血したときは皮膚がこんな風になります。でも、なんで内出血なんてしたのでしょう?
これまた母曰く、年をとると、そんなことしょっちゅう起こるようになるんだ、と。
ああ、そうなのか、あたしもそんな年なのか、と思いつつ、これが足の裏でよかったと思いました。幸い痛みはじきに収まり、赤紫色のところを押せば多少は痛みますが、歩くのに支障はありません。ただ、もしこれが頭の中で起こっていたとしたら、いわゆる脳内出血ですよね? 怖すぎます。もしかして、これからは足の裏から徐々に上へ上がっていって、いずれ頸、そして頭部へと内出血を起こす箇所が移動していくのでしょうか? そうなったときが、あたしの人生の幕切れですね。
ところで、足で思い出したと言いますか、最近ちょっと感じることがあります。それはサラリーマンの靴のことです。いわゆる革靴というやつですが、それを見ていると、先の尖った靴を履いている人が目立つなあ、と感じるのです。昨今はやりって、尖った靴なのでしょうか?
具体的に言えば、上の写真のような靴です。こういうのが流行しているのか、とちょっと思って、街行くビジネスマンの足下を見てしまいます。履きやすい、歩きやすいのでしょうか?
あたしなんかは、どちらかというと、上の写真のような先の丸っこい靴ばかり履いているので時代遅れなのでしょうか? そんなことを考えている今日この頃です。 まあ、こればっかりは好みの問題もありますからね。