朝は苦手? ではありません!

朝が苦手という人は多いようです。目覚ましをいくつ鳴らしても起きられない、親に起こされてもなかなか起きられない、という人はあっちにもこっちにもいるようです。特に冬の朝は寒く、もう少し布団の中でぐずぐずしていたいと、なかなか布団から抜け出せない人がたくさんいるようです。

わが家は、このダイアリーで何度も書いているように、まるで逆です。

あたしは、念のため毎日目覚ましはセットしていますが、目覚ましで起こされるのは年に数回きり、ほぼ毎日、目覚ましが鳴るよりも先に目が覚め、そのまま起きてしまうことがほとんどです。わが家は妹がどちらかというと朝が弱い方でしたが、それでもいつまでも寝ているということはなく、起きるべき時間にはきちんと起きます。亡くなった父は車通勤ということも理由だったからですが、渋滞を避けるために家を早く出るので、当然起きるのも早かったです。そんな家庭だったので、いつまでも寝ているという習慣がないまま育ってしまったようです。

で、あたし自身ですが、この数年、早起きがますます早まって、基本的に起きるのは朝の4時です。目覚ましは4時20分にセットしていますが、そこまで寝ていることはまずありません。基本は4時です、4時! でも、4時に起きると書きましたが、週のうち半分くらいは4時前に起きてます。3時50分とか45分とか、早いときには3時半から起きています。

「あと5分、いや10分寝かせて~」といったセリフはドラマなどでよく耳にしますが、わが家の場合、あたしは母親から「あと30分は寝ていてくれ」と言われることがしばしばあります。はい、世間とはまるで逆なんです。

そんな早朝から起きて寒いでしょ、と言われますが、寒くてもストーブをつければじきに暖かくなりますから、それほど気になりません。別にパジャマのまま外へ出るわけではありませんから。それに食事をすれば体も温まってきますので。

そうです。あたしは起きてすぐに食事をしてしまいます。起きて、歯を磨いて、そして食事です。食事の後に洗面、整髪。そして最後に着替えです。やはりドラマなどでありがちな、きちんと着替えて家族で食卓を囲むシーン、そんなのはわが家にはありません。昔から朝食は各自が勝手にパンを焼いて食べるというだけのことです。ちなみに、だいたい毎日のメニューは、牛乳を電子レンジで温め粉末のココアを加えたもの、それとトースト一枚というスタイルです。ですから、母の手を煩わせることもなく、そもそも母はあたしが食事しているときにはまだ起きてきていません。

こういうスタイルなので、上で例に挙げたドラマのシーンのように、みんなが囲む食卓に慌ててやってきて、トーストを口にくわえて「いってきまーす」と出かけて行く、いうこともわが家ではありえません。小さいころから、出かける(家を出る)一時間前には起きる、という習慣がしつけとして身についているので、ぎりぎりまで寝ているということは感覚的にありえないのです。

ところで、そんなに早く起きて、家を出るまで何をしているの、ともよく聞かれます。別に散歩をしたり体操をしたりはしていません。テレビでニュースや芸能情報をチェックし、新聞をゆっくり読んで、しっかり食休みをして、という過ごし方です。ちなみに、これくらい早く起きていると、朝、新聞がまだ配達されていないことが時々あります。そんなときは新聞集配所に電話して「今日は休刊日ですか?」と聞いたりして、急いで配達してもらったりします。ちょっとしたクレーマーですね。

休みの日ですが、さすがに4時には起きませんが、だいたい5時半とか、遅くとも6時には起きてます。前の晩に寝るのが相当遅かったとか、体調が悪いときは除きますが、そうでなければ休みの日でも6時には起きていることが多いです。母の場合、専業主婦ですから、休日も何もありませんので、ほぼ毎日起きる時間は一緒です。

さて、こんな風に日々早く起きるから夜は早々と眠くなるわけです。8時すぎには眠くなります。自宅で過ごしているときは、8時すぎ、8時半ころには布団に入ってしまうことが多いです。そのまま寝床で本を読んで、眠くなったら寝るというパターンですので、時には9時半や10時くらいまで読んでいることもあれば、9時前に寝てしまうこともあります。体調がすぐれないときは、それこそ8時前に寝てしまうこともあります。

具合が悪いときは早く休むのが一番、というわけです。