東博の隣へ

上野の東京国立博物館の西隣にある黒田記念館へ行って来ました。リニューアルが済んで、これからは開館時間がかなり増えるようですが、とりあえず年明けから今日まで、特別室が開いているので行ってきました。やはり最終日とあって、朝一番でもそれなりにお客さんがいました。

この特別室には黒田清輝の代表作が並んでいます。

上の「湖畔」は、多くの人が知っている、見たことがある作品だと思います。

他にも、やはりこれもよく見かける「読書」などが並んでいました。そして、こちらの三点も。

  

「智・感・情」ですね。何が智なのか、感なのか、情なのか、あたしのようなド素人にはわかりませんが、力強い作品です。

展示の中で惹きつけられたのは上の「祈祷」という作品です。女性の表情とたたずまいが素敵です。

そして、個人的に気に入ったのがこの作品、「昔語り(舞妓)」という作品だそうです。まだ出来上がっていない作品ですが、男性に寄り添う舞妓の感じが好きです。肩にもたれかかり、片手は男の手をしっかりと握っている、とても女子力の高い舞妓だと思います。この男性は贔屓の客、旦那なのでしょうか? それとも恋人なのでしょうか?