平日だと……

ハロウィンです。

書店営業に出ると仮装した人を見かけました。

平日午後の郊外地区だからでしょうか、子供が顔にちょっとペイントしていたり、ドレスっぽい服を着ていたり、という姿が目立ちました。一見すると、アナ雪的な格好をした女の子、あるいはバレエかピアノの発表会帰り、という感じにも受け取れます。一緒にいる若いお母さんたちは、頭にディズニーランドへ行った帰りのように、ミッキーやミニーの耳のカチューシャをしていました。

たぶん、幼稚園か保育園でハロウィンの催しがあったのでしょうね。和やかなものです。あたしは、こういう子供たちの集団を見ても「うるさい」と感じるタイプではないので、微笑ましく眺めることができます。これが夜の都心であれば、大人たちのバカ騒ぎに呆れ、うんざりさせられることでしょう。一刻も早くその場から立ち去りたくなります。

しかし、こういう子供たち、そして一緒にいる若いお母さんたちを見ていると、どう見ても、こういったにぎやかなお祭り騒ぎ、仰々しく着飾ったり、ワイワイ楽しむのが苦手という顔をした人がいるのを見つけてしまいます。ママ友の輪から外されないように、たぶん外れると子供がイジメに遭うのでしょうが、精一杯気を遣って回りのお母さん仲間に合わせている感じがする人が必ずいるものです。

子供を持つって、大変ですね。

あたしは独身なので当然子供もいませんが(離婚もしていません!)、いまさら結婚できたとして子供を授かったとしたら、とてもこういう輪には入り込めないでしょうね。子供と遊ぶのは好きですが、体力が持つかどうか……(汗)。

それにしても、上で「若いお母さん」と書きましたが、そう、あたしなんかよりもはるかに年下、あたしから見たらまだ子供のように見えるのに、立派に(?)お母さんをやっているんですよね。