夜更かし

今日は体育の日でお休みなので、昨晩は夜9時からのTBS系ドラマ「ごめんね青春!」を見てしまいました。

ふだんですと、翌日の仕事を考えて、夜9時以降のテレビはまず見ることはなく、だいたい8時すぎには寝床に入ってしまうあたしなのですが、翌日が休みだと多少は気も緩んで、録画せずにリアルタイムで見ようという気も起きるものです。宮藤官九郎だし、波瑠ちゃんも出ているし、錦戸亮や満島ひかりは取り立てて好きでも嫌いでもないですが、ドタバタコメディも面白いだろうなあと言うだけの理由です。あと、AKBの川栄の演技も気になると言えば気になります。

で、第一回です。

セリフとカメラワークのスピード感はクドカンワールドですが、やや「そこまでやんなくても」感があります。多用しすぎのきらいを感じました。オーバーアクションにしなくても笑わせることはできるわけですから、もう少しメリハリが欲しい気もします。いや、これは演者がもう少しクドカンの脚本に慣れてくれば変わってくるのでしょうか?

さてつらつら感想を書きますと、斉藤由貴さん、ジワジワとぶち切れた演技を見せて欲しいです。この方、おっとりしている割りにかなりの天然、そんなとぼけた味がうまく出てくると、主演の二人を喰うようになって、ドラマも面白くなると思います。第一回を見た限りでは風間杜夫の方が吹っ切れた演技をしているように感じました。こういう風間杜夫もイイですね。それにしても、森下愛子もさすがに歳をとりましたね。田村正和の奥さん役をやっていたころが懐かしいです。

生徒役は、まだまだ第一回ではそれほど目立つところはなく、特に女子の方は最終シーンでちょっと弾けはじめましたが、まだ様子見というところです。弾けると言えば、えなりかずきにはまだ躊躇いというか恥ずかしさが感じられます。羞恥心は捨てた方がよいのではないでしょうか? 坂井真紀は楽しいです。むしろ、この感じのまま日テレ系の「きょうは会社休みます」に出た方が面白いのではないかと思うくらいです。

そして波瑠ちゃん。うん、相変わらずの透明感、素敵です。あの火事騒ぎの後、どうなったのでしょうね? それがこのドラマのもう一つの大事なサブストーリーになってくるのでしょう。第一回だけでは、女子校の火事騒ぎは錦戸亮のいたずら(?)が起こしてしまった、そしてそのことで錦戸亮は誰にも言えずトラウマを抱えて生きてきたように描かれているわけですが、もしかすると、あの火事騒ぎにも裏があるのではないか、本当の放火犯が別にいるのではないか、という気もしております。