いい加減ドームにしよう!

東京は今日も暑かったですが、今夜の熱帯夜がさらに追い打ちをかけてくれそうです。外国人へのアンケートでも、東京は母国よりもはるかに暑いという体感のようです。たぶん昼間の気温だけを比べれば東京よりも暑い国から来ている人は多いのでしょうが、やはり日本独特の湿度、それとコンクリートやアスファルトの照り返し、そして夜も気温が下がらないこと、これらが東京をより暑く感じさせているのではないでしょうか?

ニュースでもアナウンサーや気象予報士が盛んに熱中症対策を訴えていますし、市や区の広報車がパトロールしながらスピーカーで呼びかけていたりもします。春先の花粉症と共に、真夏の熱中症は日本独特の風土病になっているのではないかと思います。

さて、ここまで官民挙げて注意喚起をしている熱中症ですが、夏の甲子園大会はそのまま開催されるのでしょうか? 子の炎天下、何の冷房設備もないグラウンドで、選手だけでなく審判やスタッフ、それに万を数えるスタンドの観客の健康について高野連や朝日新聞はどう考えているのでしょう?

これって、もしかして青春の名を借りた殺人ではないか、そんな気がします。