女二人がトレンド?

映画だけでなく、ブルーレイ、DVDも売り上げが絶好調だという「アナと雪の女王」。

 

そもそも映画がまだ公開中だというのにブルーレイやDVDが発売になったりレンタルが開始されたりするというのは異常ですし、それがまた大人気だというのもこれまでになかったことです。

あたし自身は映画は観ていませんし、ブルーレイやDVDを買おうとも思いません。今後も観ることはないと思います。どうもディズニー映画って好きじゃないんですよね。あたしが天の邪鬼なせいもありますが。

ところで、この映画がこれほどヒットしたのは、ディズニー映画としては珍しく、いや初めてヒロインが二人というこの作品の特徴があると聞いたことがあります。これまでの作品がヒロインは一人だったのか否か、全く観ていないあたしにはわかりませんが、白雪姫とか眠れる森の美女とか、考えてみればヒロインは一人ですよね。ヒロインの敵役的な女性は登場すると思いますが、ダブル・ヒロインというのはなかったのかなと思います。

そういう意味では、やはりヒットしているドラマ「花子とアン」も、ストーリーがダブル・ヒロインではありませんが、タイトルはそれをイメージさせるものになっていますよね。やはり意識しているのでしょうか?

これが時代の流れなのかわかりませんが、三谷幸喜演出の舞台「紫式部ダイアリー」も紫式部と清少納言というダブル・ヒロインものでしょう。三谷幸喜がこのような時代の流れを敏感に感じ取って創り上げるのでしょう。

となると、宮木あや子さんの『砂子のなかより青き草』は清少納言がヒロインですが、続編としてこんどは紫式部をヒロインにして作品を作れば、併せてダブル・ヒロインの作品となり、大ヒットするのではないでしょうか?